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= = = = = = = = = = = = = = 「トランパス」で「ピーチライナー」にも― | |
◆新型車両プロフィールガイド つくばエクスプレス 新型通勤電車の概要 石原秀雄 ◆鉄道政策ニュースを読む 地方中小鉄道をめぐるうねり 佐藤信之 ○地方鉄道問題に関する検討会報告書 地方鉄道復活のためのシナリオ ○近鉄北勢線の三岐鉄道移管 = = = = = = = = = = = = = = RAILWAY TOPICS |
会津鉄道に展望気動車 AT400形「風覧望」が登場 | |
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大手私鉄の小さな径 8 阪急電鉄伊丹・今津・甲陽線 寺田裕一 = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
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●特集にあたって● 各種の鉄道車両の中で、イメージリーダーといえば特急車両である。今から16年前までの国鉄時代は、全国に共通した国鉄形特急車両と個性を競った私鉄特急車両に大別できたが、JRが発足すると、JRも各社が独自の個性を発揮するようになった。いまや特急車両は各社ごとというより、路線ごとに異なると言えるほどバラエティに富んでいる。また外観の多様性ばかりでなく、努めて車内の居住性を見直したのもJR発足以後の大きな流れである。これはJR、私鉄双方が改めて競争の土俵に立ち、相手に危機感を抱いたからにほかならない。特急列車のグレードは明らかにステップアップした。しかしその後、景気の低迷はじめ鉄道を取り巻く環境と輸送の情勢は厳しく、以前のような斬新さや華やかさを競うような創意・アイデアは後退した観もある。利用しての快適さや雰囲気では一定のレベルに到達していても、どこか一点、利用者の心を引きつける魅力がほしい。速いだけ、快適なだけでは将来にわたっての魅力とはなりえない。利用して楽しい車両の登場を望みたい。 |
編集長:竹島紀元 |