表紙写真 目黒義浩

9300系電車に見る人と鉄道の関係
阪急京都線のこれから 平澤崇/目黒義浩

塗り替えられる名古屋都市圏の鉄道サービス
空港輸送に託す名鉄の次の一手 鶴通孝/中井精也

横浜高速鉄道みなとみらい線 2月1日開業後の現状と今後 徳田透/目黒義浩

JR中央線と競う 京王線の輸送改善を振り返る 鶴通孝

失われた競争力と これからの競争 鈴木文彦/五嶋健次
 

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○一般テーマ・連載

◆連載 
歌うガード下 真島満秀

南北に長く広い三重県―
中部の駅百選を歩き、遊ぶ 9
 種村直樹

◆地方鉄道レポート 5
JR東日本 日光線 鈴木文彦

名古屋鉄道パノラマスーパー

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◆連載 美しい風土 心地よい列車で綴る
特急にっぽん縦断 2004 … 9 はしだて1号 10 北近畿14号 11 サンダーバード15号
 平澤崇/久保田敦

◆鉄道政策ニュースを読む 〔新幹線の経緯 3 〕 
東北・上越新幹線の建設 佐藤信之

九州新幹線つばめ カウントダウン
 九州新幹線3月13日開業 新八代〜鹿児島中央間 鶴通孝

◆新型車両プロフィールガイド
東京急行電鉄5050系 東横線用のニューバージョン

RAILWAY TOPICS

 

■JR北海道721系にモハ721形5000代登場
■雪の只見線でC11形が旧型客車を牽引
■東海道線用のE231系近郊形が落成
■「スーパーレールカーゴ」が営業開始
■名鉄が岐阜県下600V線区の廃止を申請
■東アジア共通ICカードの可能性を実証
■さいたま市に鉄道博物館が開館
■360km/hをめざす新幹線車両を製作
■Suica利用者が累計800万人を突破
■京急が車内映像配信実験を開始
■MM線の乗降客数は1日15万人
■東急が伊豆急を完全子会社化へ
■名市交地下鉄環状線のレールがつながる
■三岐鉄道北勢線に新駅 ダイヤ改正も
■大市交が路線名と駅名に番号を表示
■伊予鉄も観光施設と共用ICカード実験


RAILWAY REVIEW 種村直樹

◆少し前の昭和の回想 懐かしの鉄道風景 久保敏

Overseas Railway Topics 秋山芳弘
 

大手私鉄の小さな径 17 南海電気鉄道多奈川線・加太線 寺田裕一

◆電鉄 往年の名車をクローズアップ 4 
京成電鉄3200形・3300形
 東京工業大学鉄道研究部

◆鉄道・軌道プロジェクトの事例研究 30
JR化後の東海道・山陽新幹線 佐藤信之

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シリーズ◆世界の鉄道めぐり 29 リトアニア 秋山芳弘

産業革命の遺構を交えて イギリスの蒸機ナローに御招待 (後) 二瓶裕

四川省の奥地を駆ける幻の軽便蒸機 芭石鉄道 最後の力走 小牟田哲彦

中国の「超級」帰省輸送 勝田吉彰

北京地下鉄 八通線が開業 辻村功

Ilha Formosa 麗しき島―台湾 高速鉄路 建設のあゆみ(37) 齋藤雅男

BUS CORNER
■DIARY 2004/02 ■WIDE LENS ■新刊紹介 ■RJ ESSENTIAL ■鉄道記事ざっくばらん ■CONTENTS ■タブレット/読者論壇 ■こちら「ジャーナル編集室」/次号予告
●特集にあたって● 大都市圏で多くの例が見られる競合路線の競争関係は、互いの輸送の質を引き上げるものとして、いつも注目されてきた。京阪神間の私鉄のサービスぶりが典型例と評されてきたのは、周知のとおりである。しかし、JRの発足後は様子が激変した。JRは恵まれた線形や複々線などを最大限に生かして高機能の輸送体系を作り上げたため、それに対して全般にスケールが小さく狭隘な設備の下で営んできた私鉄は一気に守勢に回らざるをえなくなった。並行区間外に拡大したベッドタウンが、さらにJRに有利に働いている。また、私鉄沿線は限られたエリアで、なおかつ都市機能や居住者の構成が成熟してきたことから、新たな活気が生まれにくい状況になっているなど、鉄道事業者単独の努力では打開しにくい沿線問題も大きくのしかかっているようだ。このような21世紀の新たな局面を迎えたなかで、各鉄道事業者は沿線需要を再構築する輸送方式に転換を図るとともに、鉄道自体はインフラととらえ、その上に成り立つ新たなサービス産業への進出や拡大を模索し始めている。
 
編集長:竹島紀元
副編集長:宮原正和
編集部:
三浦衛 鶴通孝 杉浦誠
平賀尉哲 平澤崇
写真部:
沖勝則 目黒義浩
デザイン:
唯野信廣(唯野事務所)
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20040317   0405
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