表紙写真の撮影
山崎友也
 

特集●列車ダイヤ大研究

釧網本線 冬の旅 沖勝則

列車追跡シリーズ-517
釧網本線完走 各駅停車4726D+SL冬の湿原号 鶴通孝/沖勝則

東京圏第一の通勤幹線も徐々にステップアップ
中央線快速電車 2001 松本典久/山崎友也

詳説 列車ダイヤ 現代の列車計画の立て方と日々の運行管理 鶴通孝

21世紀の列車制御システム デジタル方式ATCの開発とその特徴 河田智太郎


 乗換え・接続ダイヤの実際

1 東海道新幹線と在来線5方面が交錯する名古屋駅のあわただしい日々

2 二方向の特急列車を同一ホームで接続させた福知山駅の前掛け商法に感服

平澤崇/目黒義浩

  一般記事  
 

鉄道各線の実態と問題を現地に見る(8) 仙石線・石巻線 鈴木文彦

鉄道政策ニュースを読む 整備新幹線のその後と九州新幹線 佐藤信之

新型車両プロフィールガイド●E2系1000番台 新幹線電車 藤野謙司

新型車両プロフィールガイド●阪神電気鉄道9300系急行車 福田裕

RAILWAY TOPICS

JR西日本683系特急形交直流電車 おひろめ

実用化迫るICカード式改札システム
 
■「SL冬の湿原号」反向重連で川湯温泉まで運転
■JR東日本 E231系の大量増備で115系に廃車
■新幹線200系電車リニューアルと上越への転用
■天竜浜名湖鉄道に新型軽快気動車TH2000形
■USJ向けシャトル列車 大胆デザインで登場
■JR貨物 神戸復興事業でメッセージロコ運転
■JR西日本の新世紀列車 DD51形がマイテ牽引
■JR旅客6社の年末年始輸送 前年上回る
■JR東日本のスキー列車は「アルペン」に
■筑豊・篠栗線電化開業は10月6日に決定
■西鉄にワンマン運転対応の7000形登場
■横浜市が横浜環状鉄道の起工式実施
■東急 3月改正で東横線に特急運転開始
■長野電鉄木島線廃止を地元が受入れ
■HSST東部丘陵線の軌道法特許を申請
■一畑電鉄の出雲市駅 高架に切替え

2000年度上半期 私鉄車両のうごき(続) 東京工業大学鉄道研究部

RJ FLASH/RJ ESSENTIAL

短期連載 ローカル私鉄 光と風と大地と(7) 福井鉄道 寺田裕一

PCCからLRVまで サンフランシスコ路面電車事情 吉川文夫

デンハーグ→北京 14,000km!日蘭大陸横断レールクルーズ(後編) 宮迫晴彦

ドイツ ハルツ狭軌鉄道 ブロッケンSL紀行 北龍一

南樺太奥地の産業軽便鉄道(その3) 加藤洌
豊畑炭鉱(株)豊畑炭鉱専用軌道/南樺太鉱業(株)名好炭鉱専用軌道/諸津炭業(株)諸津無煙炭鉱専用軌道

Overseas Railway Topics

線路のある街角 金子明敬

駅舎保存・活用に揺れる中央本線国立駅 鈴木文彦

鉄道・軌道整備に対する助成制度の概要◎事例紹介28 帝都高速度交通営団南北線 佐藤信之

BUS CORNER

鉄道ジャーナル社の出版案内
 

  特集にあたって

 列車ダイヤのありようは、車両の善し悪しとともに鉄道の商品価値を大きく、そして直接的に左右するものである。国鉄時代の一時期は輸送力増強が最大の目的であったが、最近では生き残りをかけたステップアップが重要な課題である。日本の鉄道が誇る緻密さが最もよく表われているのが乗換え駅での接続であり、巧妙に作られた列車ダイヤと、秒単位の運転を確実に遂行するための施設や運転保安設備、運転操縦法と運行管理がある。ローカル線でも乏しい設備を最大限に活用する工夫が見られる。じつは、列車ダイヤの作成と日々の管理は、輸送管理のコンピュータ化が進んだ今日にあっても人間の経験と直感がものをいい、そこには伝統的な職人芸の要素とともに人間くさい不合理や心情が入り込む。そのことが一面では不便や不都合を招くこともあろうが、大方は多数の列車を円滑に大過なく運行できる要因にもなっているのではないだろうか。現代になお、人間が中心となって管理しているという一面は、列車ダイヤに対する興味をいっそう盛り上げるに違いない。
 
   
  定価 900円  書店でお買い求め下さい。  

 

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