近鉄伊勢志摩ライナーをリニューアル。

 近畿日本鉄道は23000系「伊勢志摩ライナー」のリニューアルを進めているが、1本目の完成車23103編成が8月4日から営業を開始した。23000系は、伊勢志摩方面へのリゾート輸送を担うシンボルカーとして開発され、1994~95年に6両編成6本が製造された。難波方の先頭6号車がデラックスカー、2両目5号車はサロンカー、他の4両はレギュラーカーの3タイプの客室がある。
 今回のリニューアルは、2013年の伊勢神宮式年遷宮に向けた23000系のサービス向上を目的としており、2013年夏までに全編成を施工する。外観は、従来の「サンシャインイエロー」のほか新色の「サンシャインレッド」を加え、3編成ずつ2種類のカラーリングになる。客室は側壁や妻面、荷棚上部を木目調に変更し、上質な空間を指向、シートの表地やカーペットなどインテリアを一新している。トイレは温水洗浄便座を導入、2号車には多目的トイレを設けた。4号車にはカウンターを併設した車内販売準備室があり、土休日の一部列車で車内販売が行われる。従来は1号車が喫煙可能であったがリニューアル車は全席禁煙になり、3号車に喫煙室が設置された。
 走行機器類の変更はなく、営業最高速度は130km/h、上り33.3‰勾配で120km/h運転が可能な性能をもつ。
(2012-8-15)

函館本線“山線”に特急「ヌプリ号」

 JR北海道は、函館~札幌間を函館本線倶知安経由で走る臨時観光特急「ヌプリ号」を8月6~31日の毎日、1往復運転する。「ヌプリ」とはアイヌ語で「山」を意味する。北海道を代表する山である羊蹄山や駒ヶ岳の山間を走ることから名付けられた。
 特急「ヌプリ号」には専用車両として、ラッピングを施した183系4両編成を充当、両先頭車はスラントノーズ形でそろえ、各車に1ヵ所ずつ乗車記念撮影用として羊蹄山と駒ヶ岳に生息する動物をモチーフとした「ヌプリシート」を設けたほか、列車には毎日、観光案内を行う専門スタッフが同乗する。 時刻は、函館発11時43分、札幌着18時29分、札幌発8時04分、函館着14時00分。山線内は、黒松内、ニセコ、倶知安、余市に停車する。