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表紙写真 山崎友也

◆日産1両 E231系電車量産のための最新工場 新津車両製作所 鶴通孝/沖勝則/久保田敦
○…JR東日本が1994年に開設した新津車両製作所の概要と車両生産の現場を徹底取材。首都圏の大量の通勤電車を計画的に置き換えるためにステンレスの通勤電車に絞ってライン生産する、全く新しいタイプの鉄道車両工場の全貌を紹介します。


移り変わる通勤電車の設計 由川透

わが国の鉄道車両工業の推移・現状および展望 山田桑太郎

日本の鉄道車両工業 その歴史的考察 青木栄一

 
○一般テーマ・連載

 

東北新幹線八戸延伸開業 12月ダイヤ改正の
 見どころ――
はやて まもなくデビュー
  レイルマンフォトオフィス

12月1日 津軽海峡線にデビュー

JR北海道 789系特急形交流電車
  北海道旅客鉄道(株)運輸部運用車両課

列車追跡シリーズ特別企画 3
さよなら 僕らのブルートレイン 
健闘出雲
  松本典久/沖勝則

寝台特急出雲

 
「フジサン特急」と河口湖駅の富士に感動――
関東の駅百選を歩き、遊ぶ 7 種村直樹

りんかい線建設・大崎駅改良工事 (JR施工部分) 奥田敏明/徳光洋助/長嶋秀幸

◆鉄道政策ニュースを読む 
平成15年度予算概算要求 佐藤信之

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RAILWAY TOPICS

■トマムサホロエクスプレスが旧塗装でラストラン
■十和田観光電鉄 ステンレスカー営業開始
■新潟臨海鉄道が9月30日限りで廃止
■氷見線90周年でC56形牽引のSL列車
■きのくに線用113系先頭車化改造車が登場
■高徳線・徳島線にもアンパンマン列車運転
■2001年度の鉄道輸送実績ひさびさ増加
■周遊きっぷを見直し 計45ゾーンに縮小
■来春「リゾートしらかみ」に第2編成登場
■仙石線にトイレつき205系 11月登場
■鹿児島本線箱崎駅が高架新駅に切替え
■ちほく高原鉄道に「999」ラッピング列車
■愛知万博輸送に向けて高蔵寺駅を改良
■智頭急行が特急車HOT7000形を増備
■ナショナルトラストが電化記念館建設
■小野田線のクモハ42形が来春引退へ


RAILWAY REVIEW 大切にしたい線路名称 種村直樹

RJ FLASH/RJ ESSENTIAL

◆鉄道技術コラム 進行方向の一方向と双方向 吉川文夫

Overseas Railway Topics 秋山芳弘
 

大手私鉄の小さな径 2 西日本鉄道宮地岳線 寺田裕一

ドイツの新しい高速列車 
フランクフルト〜ケルン高速新線 ICE 3に乗る 南正時

シリーズ◆世界の鉄道めぐり 12 
ケルン〜ライン/マイン高速新線 秋山芳弘

DB(ドイツ鉄道)特急客車のバラエティ 東原昭彦

ドイツのトラム 最後の2軸単車 服部重敬/津田和一

樫保炭鉱(株)樫保鉱業所専用軌道 加藤冽

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Ilha Formosa 麗しき島―台湾 高速鉄路 建設のあゆみ(20) 齋藤雅男

◆鉄道・軌道プロジェクトの事例研究 15
 北神急行電鉄の今後 佐藤信之

BUS CORNER

〔巻末付録〕鉄道ジャーナル主要目次 2002年

 

●特集にあたって● 鉄道車両は、鉄道各社がそれぞれの事情や方針にあわせた仕様で車両メーカーに発注し、生産されてきた。そのため車種は非常に多い一方、国鉄時代に量産された電車はともかく、最も小さなロットでは1両だけの生産というものもある。それだけにクルマや家電製品などと違って、ライン生産は不可能に近い。国鉄の分割民営化によって多品種少量生産の傾向とコストダウンの要請は一気に強まった。ところが、その傾向は車両メーカーを窮地に向かわせ、長引く不況と都市部でのモータリゼーションから車両新製を抑制する傾向も出てきて、窮状に追い討ちをかけている。欧米では、レディメイドタイプの車両生産がなされるとともに、生き残りをかけた企業の統廃合が進んだ。日本が輸出に活路を見出そうにも、欧米勢のスケールと戦略の前には苦戦を強いられている。一部の例を除いて、鉄道会社が自身で鉄道車両を生産するのはむずかしく、今後のためにはメーカーの動向にも気を配ることが必要になるかも知れない。同時に共通設計の車両開発の必然性も生まれてきている。
 
編集長:竹島紀元
副編集長:宮原正和
編集部:
三浦衛 鶴通孝 杉浦誠
平賀尉哲
写真部:
沖勝則 目黒義浩
デザイン:
唯野信廣(唯野事務所)
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