鉄道ジャーナル11月号タイトル
 
表紙写真:「秋田新幹線こまち」 目黒義浩

岡山駅乗換え現場と改良プラン
駅の迷い道 鶴通孝/山崎友也

列車の接続形態をさぐる
乗換えの功罪と直通運転 塚本雅啓

フリーゲージトレインの開発から今日まで 編集部

東海道線普通列車乗継ぎ 8時間
乗換えの壁を検証 平澤崇/中井精也

新八代駅新在対面接続の現実
最も簡便なる乗換え されど試練の九州新幹線 鶴通孝/目黒義浩
 

○一般テーマ・連載

◆連載 
フォッサマグナ紀行 真島満秀

◆連載 美しい風土 心地よい列車で綴る
特急にっぽん縦断2004
 平澤崇/目黒義浩
26 いなほ1号 27 かもしか3号
 28 つがる8号 29 スーパー白鳥1号

スーパー白鳥

◆地方鉄道レポート 8
北陸鉄道石川線 鈴木文彦

◆鉄道政策ニュースを読む
大手民鉄の「平成15年度決算」 (後)
 佐藤信之

軸になるのはなんといっても「温泉駅」
信越の秀逸駅を歩き、遊ぶ (上) 種村直樹

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RAILWAY TOPICS

 

■廃車が進む東北・上越新幹線200系在来車
■鶴見線に205系先頭車化改造車登場
■新宿駅改修で3回目の大規模線路切換え
■西尾〜津島線特急に活躍中の名鉄8800系
■10月ダイヤ改正で夜行 「だいせん」廃止
■急行「日田」「はんだ」 キハ66・67形で復活
■昨年度の駅の段差解消は1,200駅
■夏期輸送 天候に恵まれ対前年比2%増
■東京近郊区間「Suica」エリアを拡大
■越美北線の一部区間が9月11日に開通
■九州鉄道記念館入館者が30万人を突破
■秋田内陸線がダイヤ改正 東京へ日帰り可能に
■日立電鉄線存続へ自治体が事業者募集
■名鉄空港線は2005年1月29日に開業
■名古屋圏のストアードフェアエリア拡大
■南海が貴志川線の事業から撤退へ


RAILWAY REVIEW 種村直樹

◆少し前の昭和の回想 懐かしの鉄道風景 久保敏

Overseas Railway Topics 秋山芳弘
 

開業90周年を迎えた東京駅の隠れた名所を「探検」 平賀尉哲

◆連載 電鉄 往年の名車をクローズアップ 9
東京急行電鉄8000系 東京工業大学鉄道研究部

大手私鉄の小さな径 21 
京阪電気鉄道宇治線 寺田裕一

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シリーズ◆世界の鉄道めぐり 35
ユーロスターの旅 秋山芳弘

ハプスブルク帝国 南部鉄道の旅 長真弓

中国遼寧省 調兵山の炭鉱鉄道 ヤマのSL天国を訪ねて 勝田吉彰

樺太の鉄道 樺太西線と珍内築港 加藤洌

Ilha Formosa 麗しき島―台湾 高速鉄路 建設のあゆみ(43) 齋藤雅男

BUS CORNER
■DIARY 2004/08 ■WIDE LENS ■新刊紹介 ■RJ ESSENTIAL ■鉄道記事ざっくばらん ■CONTENTS ■読者論壇/タブレット ■こちら「ジャーナル編集室」/次号予告
●特集にあたって● 鉄道にとって、乗換えはある意味で避けられない。しかし、乗車前後のアクセスは、航空機や航路・バスでも必要であるから別と考えるにしても、太い流動がある拠点間輸送において多くの乗換えが存在するのは、鉄道独特の構造ではないだろうか。とくに新幹線と在来線の規格が大きく異なったことが、日本で事情を際立たせたといえる。新在直通を実現した山形・秋田両新幹線を検証した結果、乗換えの解消は心理的に30分のスピードアップにも匹敵するとされたが、それだけ利用者にとって、「乗換えは壁」なのである。乗車中の安らぎが絶たれ、通路や階段を移動す物理的負担に加えて、不慣れであればあるほど迷いや不安を伴い、大きなストレスとなっているのではないだろうか。効率のよいスピード輸送と恩恵は利用者も認めるところであるが、一方では利用動向にも影響するマイナスにもつながる。競合交通機関に取り囲まれた今、高齢社会に加えて、ほとんどの人々がマイカーに親しむ現在、鉄道は乗換えに対し根本から再検討を加えるべき時期であるように思う。
 
編集長:竹島紀元
副編集長:宮原正和
編集部:
三浦衛 鶴通孝 杉浦誠
平賀尉哲 平澤崇
写真部:
沖勝則 目黒義浩
デザイン:
唯野信廣(唯野事務所)
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20040917   0411
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