鉄道ジャーナル　2015年12月号　（通巻590）

特集：最終段階の国鉄型車両

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国鉄のあゆみと現代の鉄道 そして未来へ
三つの「鉄道博物館」それぞれの楽しみ方
鶴通孝／久保田敦（20〜37） ▽ JR東日本の「鉄道博物館」 JR東海の「リニア・鉄道館」と並ぶ３つ目の大型鉄道ミュージアム　JR西日本の「京都鉄道博物館」が京都梅小路に来春オープンする。いにしえの車両に対面できる楽しさにも期待が膨らむが　別の視点では　それぞれ熱い思いを反映した展示が印象に残る。日本の鉄道一世紀半にわたる歴史を振り返りつつ鉄道とともにあった先人の努力と車両群の活躍を偲びながら　誰もが愛する魅惑の鉄道の世界に迫った。

　
特急「やくも」と伯備線ローカル・貨物列車
国鉄型車両健在！
　土屋武之／目黒義浩（38〜49）

▽　伯備線〜山陰本線ルートで岡山〜出雲市間を結ぶ「やくも」は　全列車が国鉄時代の設計・新製による381系電車で運転されている。JRの発足から28年。現在ではこのような列車も稀な存在となってしまった。同じ区間では115系やEF64もまだ活躍を続けており　国鉄の面影が感じられる。この風景もいつまでのことか。今を記録に留めておきたい。

まだまだ活躍が続く国鉄型車両

◆RJ GALLERY
赤い電機ED79 最後の輝き
カーヴと生きた37年　−終焉を迎える関西の381系−
　小林弘雄／和田浩

車両色のかなしみ（2005年1月号再掲）鍋倉紀子

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鉄道趣味的に見た 通勤電車のトレンド
　柴田東吾（68〜81）

【連載】
鉄道車両技術のア・ラ・カルト
　5）新幹線の回生ブレーキ　近藤圭一郎

第三セクター地方鉄道のその後　19
北越急行　鈴木文彦／山井美希

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JR東日本 E353系特急形直流電車（量産先行車）の概要　石田俊之

さらなる進化を遂げた通勤型新造車両　南海電気鉄道8300系　泰中直樹

10月1日 大山ケーブルカーに半世紀ぶりの新型車両が登場　梶本愛貴

ローカル鉄道演劇の夢と可能性
走れ！『ことでんスリーナイン』号！　谷口礼子／宮内敏行

【連載】　多彩な列車が行き交う場所
Train Watching Point　5）西浦和・武蔵浦和 編　山井美希

「車両基地」　2015年8月の動き

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失われた鉄路の記憶　23
国鉄岩内線　廃止30年を経て記憶を伝え始めた　栗原景

国鉄鋼製電車の系譜〔51〕社形（1）

◆趣味の履歴書
趣味の鉄道とわたし　柴田東吾

スイス ツェントラル鉄道
ルツェルン−インターラーケン・エクスプレス

ゴールデンパス・ラインを駆ける急行列車
　佐藤栄介

▽　スイスを代表する景勝ルートの一つがゴールデンパス・ライン。モントルーからインターラーケンを経由しルツェルンへ　スイス西部と中央を東西に結ぶ。その最も東の区間を走る列車が“ルツェルン−インターラーケン・エクスプレス”で　新しい私鉄ツェントラル鉄道により　ドイツ語で「鷲」を意味する新型車両ADLERで運転されている。

◆連載
ぼくの鉄道百名線（第18回）越美北線の巻 　芦原伸
されど鉄道文字（第17回）黒岩文字　中西あきこ
版画で綴る我が街 小田急線七十駅　代々木上原　百瀬晴海
鉄道写真は素敵だ “真島満秀の世界展” 第17回：名松線家城駅　長根広和
少し前の昭和の回想　懐かしの鉄道風景　久保敏
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◇鉄道エッセイ（76）鉄道旅客のための案内表示　…齋藤雅男
◇ecotran通信
Overseas Railway Topics　…秋山芳弘

◆新刊紹介　◆WIDE LENS　◆タブレット　◆次号予告／編集後記

　

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