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鉄道ジャーナル 2023年4月号 (通巻678)

特集:北の限界鉄路

根室本線 シリーズ 凋落のメインライン 2.
存亡の淵に苦しむ百年越えの鉄路
根室本線(滝川〜釧路)

 岩成政和 (写真)山井美希(10〜27)
▽ 滝川から根室まで443.8kmの根室本線は北海道最長の本線。しかしその現状はかなり深刻である。列車体系は新得と釧路で完全に分断され、滝川〜新得間においては東鹿越から新得までが2016年の台風で被災した後、復旧されないまま廃線確定となっているのだ。根室本線のうち最近の変化が著しい滝川〜釧路間を探ってみることにした。

留萌本線 北の限界鉄路 終幕

 鶴通孝 (写真)山井美希(28〜37)

▽ 深川〜留萌間を結ぶ留萌本線の廃止が決まり、まずは石狩沼田〜留萌間が今春3月31日限りで幕を閉じる。深川〜石狩沼田間も、代替バス路線の調整を経て3年後の2026年3月末をもって廃止となる。日本海側の留萌港と道央を結ぶ重要鉄道として明治期に開通、112年余の歴史を刻む路線に名残の乗車を試みつつ経緯や理由も改めて振り返ってみる。

N183系・NN183系 最終章

旭川近郊各線各様 鶴通孝

令和5年度は地域公共交通再構成元年となる 佐藤信之


E235系 ★新シリーズ JRの新しい一般形電車 1
JR東日本 E235系

 柴田東吾 (写真)久保田敦(58〜67)
▽ JR旅客各社では、老朽化した車両の置き換えを目的とした新型車両の導入を行っている。JR東日本が比較的積極的だが、ここでは2000年代以降、JR四国を除く各社で導入された車両について順に紹介する。JR東日本は、209系以降の車両に対して車両設計や保守の全面的な見直しを行い、これらを「新系列車両」と呼んでいるが、ここでは新型車両に統一する。

近鉄 コロナ禍から“攻め”へ
近鉄の新技術と車両を見る

 伊原薫 (写真)松本洋一(68〜79)
▽ 近ごろ近畿日本鉄道が元気だ。観光特急「あをによし」や名阪特急「ひのとり」のデビューなど コロナ禍においても精力的に前進。新型一般車両の開発や 特急ネットワークを拡充するための新技術研究も進んでいるようだ。ここでは そんな近鉄の現状と今後を掘り下げてみたい。


普及進むホームドア 設置の進め方を考える 冷泉彰彦


木造駅舎の証言 第82回 南甲府駅(山梨県 JR身延線) 塩野哲也

【Economic & Business Topics】
JR西日本が手がける自動運転・隊列走行バスはどこに広がるか 大坂直樹

プラハ発 欧州鉄道通信 2023/04 RAILWAY TOPICS 橋爪智之


公文書でたどる鉄道裏史(21)
小田急と東急の郊外支線「競願なし」 草町義和

各駅停車日本縦断 8 (倶知安〜増毛) (2010年4月号より再掲:最終回を掲載します)


RAILWAY TOPICS

1日6往復に増便 JR西日本が新造「Aシート」車両を導入

■渋谷駅山手線外回りの線路を切り替え 山手線ホームが2面2線から島式に
■中京圏DF200の街並みラッピング車Ai-Me登場 ■岡山地区向け227系「Urara」の第一弾が完成
■大阪駅(うめきたエリア)地下ホームを一般公開 ■近鉄とJR東日本が技術分野の協力を強化
■東急田園都市線とともに歩んだ8500系が撤退
RAILWAY TOPICS express ■JR九州 BRTひこぼしラインで試運転まもなく
■弘南電鉄がイベント車両改装 お座敷化も可能 ■THE ROYAL EXPRESS 今夏は日本最北稚内へも

車両基地」 JR東日本 2022年12月 在来線車両のうごき


月刊阪急 伊原薫

月刊京急 齊藤大起

山井美希の 鉄日和

使ってみた鉄道アプリ Chapter-2 東京メトロ My! アプリ 阿部信行
SL保存場 Vol.32 豊後森 山下大祐
わたしの読書日記 [駅][躍進する「駅ナカ小売業」] 蜂谷あす美
2023年1月 運輸界のできごと 小林拓矢
あの日、この一枚 肥沼勇

◆WIDE LENS ◆次号予告/編集後記